【今日のドル円】ECB発表で主要国株価の反応注目、ユーロ主導に

 ドル/円相場は昨日、日銀の金融政策決定会合後に円高が進み、一時117.169円まで値を下げるなど60日移動平均線を下回ったが、その後は22日の欧州中銀(ECB)理事会に関する思惑から主要国株価が上昇する中で下げ幅を縮小し、同線より上の水準で引けた。  本日の市場の関心はECBの理事会で国債買入が決定されるか、そしてその内容はどのようなものになるかに集中している。ユーロ主導の動きになるが、緩和の規模が市場の思惑よりも大きければ欧州・米国株が上昇し、ドル/円には押し上げ要因となる可能性がある。  20日移動平均線(執筆時点:118.780円)を突破すれば、119円台復帰も見えてこよう。一方、緩和規模や内容に対して市場の不満が残る形の決定となれば、主要国株価が下落し、米長期金利等も低下すると考えられる。その場合、ドル/円は昨日安値117.169円をまずは試すことになろう。下げ止まらなければ、19日安値116.901円が次のターゲットとなる。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は昨日、日銀の金融政策決定会合後に円高が進み、一時117.169円まで値を下げるなど60日移動平均線を下回ったが、その後は22日の欧州中銀(ECB)理事会に関する思惑から主要国株価が上昇する中で下げ幅を縮小し、同線より上の水準で引けた。
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2015-01-22 09:30