邦チタ、サウジアラビアでスポンジチタン製造の合弁会社を設立
東邦チタニウム <5727> は22日引け後、サウジアラビアのクリスタル社およびタスニー社と、スポンジチタン製造・販売を事業目的とする合弁会社を、サウジアラビア西部のヤンブーに設立すると発表した。隣接するクリスタル社の酸化チタン製造工場から原料の四塩化チタンの供給を安定的に受けられるほか、同国内の安価な電力代でコスト競争力の強化も期待される。
出資比率は邦チタが35.0%、クリスタル社とタスニー社はそれぞれ32.5%。新会社の設立年月日は年度内、工場建設は来年(15年)1月を予定している。
製造したスポンジチタンはクリスタル社を通じて湾岸協力会議加盟国内での淡水化プラント、発電所、化学プラントなどの一般工業向け需要へ販売されるほか、邦チタの顧客にも販売する。
邦チタの22日終値は3円安の692円。(編集担当:宮川子平)
東邦チタニウムは22日引け後、サウジアラビアのクリスタル社およびタスニー社と合弁会社を設立すると発表した。
japan,company
2014-01-22 16:45