ボルボも納得の製造技術? 「海外市場」を重視しはじめた中国自動車メーカー=中国メディア

 中国メディアの北京晩報は20日、中国の自主ブランド車が近年、ロシアやブラジルで販売台数を伸ばしているとし、中国自主ブランドメーカーは海外市場を重視し始めていると伝えた。  記事は、2014年における中国自動車市場で自主ブランド車の販売は芳しくなかったとし、輸出も前年に比べてわずかに減少したとする一方、「日本や欧米のメーカーが中国市場を重視するのと同様に、中国自主ブランドメーカーも海外市場を重視し始めている」と伝えた。  さらに、今後は多くの中国自主ブランド車が海外に輸出されると同時に、海外に工場を建設して海外での生産も行われるようになるだろうと予測し、実際に中国自動車メーカーの奇瑞汽車がブラジルで、長城汽車がロシアで、上海汽車がタイで生産を行っていると論じた。  また記事は、スウェーデンの自動車メーカーであるボルボがこのほど、デトロイト・モーターショーにおいて、中国・成都の工場において生産したセダン「S60L」を米国市場に投入すると発表したことを紹介。  続けて、中国・成都の工場で生産された「S60L」はベルギーで生産された車と品質的にまったく違わないと主張し、「米国市場におけるS60Lの販売計画はわずか2000台ではあるが、中国自主ブランドメーカーにとっては誇りを感じる出来事であることに違いない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの北京晩報は20日、中国の自主ブランド車が近年、ロシアやブラジルで販売台数を伸ばしているとし、中国自主ブランドメーカーは海外市場を重視し始めていると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-22 16:45