【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:ECB理事会に対する市場の反応に注目

 本日ユーロ圏で欧州中銀(ECB)理事会が開催される。足元でユーロ圏の景気が低迷し、ディスインフレ懸念が強まる中、市場では量的緩和を発表するとの見方が強まっている。  国債を含む資産の買い入れ規模について、事前に一部通信社が集計したところでは、エコノミストの予想中央値が5500億ユーロであった。また、昨日は米WSJ紙が少なくとも1年間で最低6000億ユーロ、ブルームバーグは2016年末までで最大1兆1000億ユーロ、ECB役員会が提案するだろうと報じている。  更に、国債買い入れの対象期間や方法も注目されている。様々な思惑が交錯する中、直後の市場は荒れる可能性が高そうだ。  ただ、市場の思惑よりも緩和の規模が総合的に大きいと判断されれば、ユーロ/ドルは今月16日安値(1.14592ドル)に向けて下押す事も考えられる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
本日ユーロ圏で欧州中銀(ECB)理事会が開催される。足元でユーロ圏の景気が低迷し、ディスインフレ懸念が強まる中、市場では量的緩和を発表するとの見方が強まっている。
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2015-01-22 18:00