日経平均は一時200円超高、世界同時株高でリスクオン
23日の日経平均株価は前日比191円61銭高の1万7520円63銭で寄り付いた。ECB(欧州中央銀行)が量的金融緩和の導入を決めたことで欧米株が上昇し、円は対ドルで下落したため、日本市場でもリスクオンの買いが先行。日経平均は一時1万7500円台を付け、上げ幅を200円超に拡大する場面もみられた。
業種別では、輸送用機器株、機械株、鉄鋼株、非鉄金属株が買われているほか、銀行株、証券株、保険株なども高い。
個別では、15年3月期業績予想を上方修正した安川電機 <6506> が急伸し、「Find Japan」の子会社化などを発表したイーブックイニシアティブジャパン <3658> は買い気配となった。15年6月期業績予想を上方修正したアーバネットコーポレーション <3242> も買いを集めている。
半面、15年6月期業績予想を下方修正したボルテージ <3639> は売り気配スタート。1月度で既存店売上高が減収となった西松屋チェーン <7545> も軟調に推移している。日本電産 <6594> は利益確定売りが先行した。(編集担当:宮川子平)
23日の日経平均株価は前日比191円61銭高の1万7520円63銭で寄り付いた。
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2015-01-23 09:15