ヤマトHDが225銘柄で値下がり率トップ、クロネコメール便を廃止へ

 ヤマトホールディングス <9064> が大幅続落。午前11時23分に106.5円安(4.26%安)の2395.5円まで売られ、日経225構成銘柄で値下がり率トップとなった。  23日引け後、「クロネコメール便」サービスの廃止を発表。3月末の受付分をもって終了する。メール便で「信書」を送ったとして郵便法違反で利用者が罰せられる事案が相ついだことが背景だとしている。  同社によると「信書」の定義は極めて曖昧で、管轄である総務省に問い合わせても「信書か否か」がすぐに判明しないケースが多発したという。定義が曖昧なままサービスを続行するリスクを回避するため、廃止を決定した。  同サービスはこれまで、法人がカタログなどを送る用途以外にも、個人が通販やオンラインショッピングで小物を配送する場面などで多く利用されてきた。同社は代替サービスとして、4月1日から新たに「クロネコDM便」を始めるとしている。(編集担当:松浦直角)
ヤマトホールディングスが大幅続落。
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2015-01-23 11:45