日経平均は226円安で寄り付く、ギリシャ総選挙で野党が勝利宣言

 26日の日経平均株価は前週末比226円04銭安の1万7285円71銭で寄り付いた。ギリシャ総選挙で財政緊縮策の見直しを求める野党が勝利宣言し、与党が敗北を認めたと伝わっており、先行き不透明感が強まっている。なお、前週末の米国株はNYダウが上昇した一方でナスダック総合指数は上昇と高安まちまち。朝方のドル・円は上値が重い展開となっている。  個別では、ホンダ <7267> が新型車で豊田合成 <7282> のエアバッグを採用すると報じられ、タカタ <7312> が軟調スタート。14年12月期の営業利益予想を下方修正した東光 <6801> も売りが先行した。15年3月期第3四半期で営業赤字幅が拡大したグラウンドファイナンシャルアドバイザリー(GFA) <8783> もさえない。  半面、14年12月中間期業績予想を上方修正したレーザーテック <6920> や15年3月期業績予想を上方修正したさくらインターネット <3778> は買い気配スタート。マザーズから東証2部への市場変更を発表したフェヴリナホールディングス <3726> やまんだらけ <2652> なども買いが先行した。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前週末比226円04銭安の1万7285円71銭で寄り付いた。
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2015-01-26 09:15