飯田GHDは堅調、大和証が新規「買い」でカバレッジ
飯田グループホールディングス <3291> は堅調。安寄り後にプラス圏へ浮上し、一時33円高の2001円を付けた。大和証券は13日付リポートで、飯田産業、一建設などパワービルダー6社が統合して11月に誕生した同社のカバレッジを開始した。投資判断は「1(買い)」、目標株価は2600円。
短期的には資材調達や労務費の削減などで年間80億円程度の合理化効果があり、マーケットシェアが低い地方への拡大が期待されるとし、中長期的には、本社や支店機能の統合、賃貸アパート建築やマンションなど住宅事業の拡大、海外展開などが期待されるとした。
また、2014年4月以降の消費税引き上げの影響も、政策的な後押しで業績の落ち込み幅は限られるとの指摘。首都圏戸建分譲市場の見通しは楽観できないものの、統合によるコスト削減効果や地方展開促進で継続的な成長期待も高まっているとの見方を示した。(編集担当:宮川子平)
飯田グループホールディングスは堅調。安寄り後にプラス圏へ浮上し、一時33円高の2001円を付けた。
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2013-12-16 11:00