日経平均は43円安で取引終了、売り一巡後に下げ幅縮小
26日の日経平均株価は前週末比43円23銭安の1万7468円52銭と3営業日ぶりに反落して取引を終えた。
日経平均は朝方に下げ幅を200円超に拡大したものの、売り一巡後は下げ幅を縮小した。ギリシャ総選挙で財政緊縮策の見直しを求める野党が勝利したことを受けて売りが先行したが、ドル・円の下げ渋りや日銀のETF買い入れ期待が支えになったという。
個別では、引け後に記者会見を控えた丸紅 <8002> が急落した。マツダ <7261> は市場コンセンサスを下回る業績観測報道やユーロ安を嫌気した売りが先行。子会社の不適切な会計処理が判明したバリューHR <6078> や、15年1月期業績予想を下方修正したクリムゾン <2776> もさえない。
また、ホンダ <7267> が北米向け「アコード」でエアバッグを採用と報じられた豊田合成 <7282> が買われた半面、ホンダが多くのエアバッグが採用していたタカタ <7312> は急落した。
半面、国内証券による強気のリポートが観測された明治ホールディングス <2269> は高値を更新。マレーシアでLNG生産基地の拡充プロジェクト受注を発表した日揮 <1963> も買われた。ウェブサイトの改ざん・修復サービスの開始が報じられたAGS <3648> はストップ高を付けた。(編集担当:宮川子平)
26日の日経平均株価は前週末比43円23銭安の1万7468円52銭と3営業日ぶりに反落して取引を終えた。
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2015-01-26 15:00