中越パルプ、ナノセルロース高分散したポリオレフィン樹脂の開発に成功
中越パルプ工業 <3877> は26日、出光ライオンコンポジット(東京都台東区)と三幸商会(愛知県名古屋市)と共同で、ナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂を開発したと発表した。
ナノセルロースは鋼鉄の5分の1の軽さで5倍の強度を持つファイバー。熱による伸縮がきわめて小さく、ナノレベルの細さから透明材料にもなり得る特性を持つ。ポリプロピレンと配合することで材料の低比重高剛性化が可能になり、自動車や電機・電子材料などの軽量化に期待できる。
今後は出光ライオンコンポジットとサンプル出荷ができるよう開発を進めていく。
中越パルプの26日終値は前週末比変わらずの178円。(編集担当:宮川子平)
中越パルプ工業は26日、ナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂を開発したと発表した。
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2015-01-26 21:00