日本の「LED照明産業」 世界のトップを走る存在=中国メディア

中国メディアの高工LEDは24日、日本のLED照明産業は世界のトップを走る存在だとし、なぜ日本の照明器具は世界の注目を集める事ができるのだろうかと論じた。
記事は、技術水準や技術の応用範囲など、日本のLED照明産業は世界のトップだとし、日本は2020年までにLED照明などの次世代照明の普及率を100%とすることを目標に掲げていると伝えた。
さらに、5年後には日本の照明市場における10億台の照明のうち、5億台がLED照明となる見通しだと指摘し、「日本の大きな市場は世界のLEDメーカーを惹きつけており、日本で開催された大型展示会には中国から参加する企業も増え、出展企業も60社に達した」と紹介。
続けて、展示会に出展した中国企業の一部からは「会場を訪れた人は多かったが、ブースに来てくれる人が少なかった」との不満の声も聞かれたとする一方、来場者を集められなかった中国企業はすでに市場として飽和気味のLED商品や単純な代替品を出展していた企業だったと紹介。さらに、LED商品の技術を強化すると同時に、デザイン的にもさまざまな工夫を凝らした企業や新しい分野への応用を進めた商品を展示した企業は多くの来場者を集めていたと伝えた。
続けて記事は、LED市場で世界をリードする日本は未来における世界の市場の縮図であるとし、日本市場の発展から今後に向けての教訓を汲み取るべきだと主張。従来のLED照明市場はごく短期間で飽和状態にいたるため、中国企業はLEDの強みを発揮し、新しい分野に応用するなどの努力が求められると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの高工LEDは24日、日本のLED照明産業は世界のトップを走る存在だとし、なぜ日本の照明器具は世界の注目を集める事ができるのだろうかと論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-26 16:00