日経平均は180円高スタート、欧米株の底堅い推移に安心感

 27日の日経平均株価は前日比180円88銭高の1万7649円40銭で寄り付いた。ギリシャ総選挙の結果が明らかになったあとの欧米株が落ち着いた動きとなったため日本市場でも安心感が広がり、日経平均は反発して寄り付いた。  個別では、15年3月期業績予想を上方修正したユアテック <1934> や、ナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂の開発に成功した中越パルプ工業 <3877> が買い気配スタート。クロス・メディア・ネットワークスとの資本業務提携を発表したミナトエレクトロニクス <6862> も高い。  半面、15年3月期の純利益予想を下方修正した丸紅 <8002> は売りが先行。15年3月期第3四半期で赤字転落の日本アビオニクス <6946> も軟調。15年2月期業績予想を下方修正したピックルスコーポレーション <2925> もさえない。(編集担当:宮川子平)
27日の日経平均株価は前日比180円88銭高の1万7649円40銭で寄り付いた。
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2015-01-27 09:15