丸紅が続落、資源価格の下落などで通期業績予想を下方修正

　丸紅 <8002> が続落。寄り付き直後に１８円安（２．６８％安）の６５３．２円まで売られている。２６日引け後に１５年３月期業績予想の下方修正を発表し、悪材料視された。 　純利益は従来予想の２２００億円から１１００億円（前期比４７．９％減）へ半減。 原油、銅、石炭などの資源価格の下落や、１３年に買収した穀物大手ガビロンの事業計画見直しが業績を圧迫した。配当予想については、期末１３円、年間２６円（前期実績２５円）を据え置いている。 　２６日は取引時間中に業績悪化の思惑が広がったことで急落し、３３．４円安（４．７４％安）の６７１．２円で取引を終えていた。（編集担当：松浦直角）