九電工が昨年来高値に接近、15年3月期の業績予想引き上げで

 九電工 <1959> が5営業日続伸。14年9月26日の昨年来高値1569円に迫った。午前9時21分に120円高(8.34%高)の1559円まで買われている。  27日引け後に、15年3月期業績予想の上方修正を発表したことが材料視された。売上高は従来予想の3030億円から3150億円(前期比12.8%増)、営業利益は同132億円から160億円(同2.2倍)へ引き上げた。足元では、太陽光発電関連工事や首都圏を中心とした大型工事の施工が順調で、利益面では工事採算性の向上が寄与したという。  併せて発表した中期経営計画では、2020年3月期に売上高3500億円(今期計画比11.1%増)、売上総利益率12.0%以上、営業利益率6.0%以上、ROE(自己資本利益率)10.0%以上を目指すとした。  なお、15年3月期第3四半期(累計)の業績は、売上高2116億3700万円(前年同期比17.3%増)、営業利益97億4100万円(同1.4倍)となっている。(編集担当:松浦直角)
九電工が5営業日続伸。
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2015-01-28 10:00