韓国に「時間の猶予」はない!? 「輸出高度化指数」で中国が急伸=中国メディア

 韓国メディアの亜洲経済の中国語版は1月27日、韓国産業研究院がこのほど韓国、日本、米国、中国の「輸出高度化指数」について分析を行ったことを紹介し、中国の製造業の競争力が韓国を上回るのは「時間の問題」と論じた。  記事は、韓国産業研究院が分析を行った「輸出高度化指数」について、輸出品を生産する製造業の技術力などを間接的ながら示す指数であると紹介したうえで、1995年に2.15だった日本の輸出高度化指数は2012年に1.7にまで減少したものの「今なお日本が世界一」と伝えた。  さらに、米国の輸出高度化指数は95年の1.92から12年は1.32に低下し、世界9位だったと紹介。続けて、韓国は95年の0.8から12年は1.48まで上昇し、世界5位になったと伝える一方、中国は95年の0.05から12年は0.96にまで上昇し、世界23位だったと伝えた。  続けて、1995年から2012年にかけて、韓国の輸出高度化指数は1.85倍になったが、中国は何と19.2倍になったと驚きを示し、韓国産業研究院の分析として、中国の輸出高度化指数の伸びは韓国の伸びを大きく上回っていると指摘。  また記事は、輸出高度化指数が間接的ながら技術力の水準を示す指数であることを指摘しつつ、中韓の技術力の差も明らかに縮まっていると警戒感を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は1月27日、中国の製造業の競争力が韓国を上回るのは「時間の問題」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-01-28 16:15