【今日のドル円】117.20円前後の底が崩れるか、方向感を模索

 ドル/円は昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けて米長期金利が低下したことが重石となり、117.20円台まで一時下落した。しかし、先週21日以降に底堅さを見せているこの水準では一旦買い支えられている。ただし、20日と60日移動平均線がデッドクロスを形成しており、テクニカル面からの下押し圧力が掛かっている。  本日はこのサポートを割って一段と下値を切り下げるかが焦点になりそうだ。主な手掛かり材料は主要国株価と米長期金利だろう。FOMCという一大イベントを経て、市場の関心はギリシャの新政権の動向や、米1月雇用統計に徐々に移っていくものと考えられる。  各種報道を受けて株価や米長期金利がどう反応するかを確認しながら、ドル/円は方向感を模索するものとみる。なお、本日は米新規失業保険申請件数(22:30)が発表される。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けて米長期金利が低下したことが重石となり、117.20円台まで一時下落した。しかし、先週21日以降に底堅さを見せているこの水準では一旦買い支えられている。ただし、20日と60日移動平均線がデッドクロスを形成しており、テクニカル面からの下押し圧力が掛かっている。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2015-01-29 09:00