メキシコの高速鉄道プロジェクト、中国が落札に期待を示す=中国メディア

中国メディアの毎日経済新聞は1月27日、メキシコ政府・通信運輸省の発表を引用し、1月23日までに同国の高速鉄道プロジェクトの入札に中国企業を含めた5社が応札の意向を示していることを伝え、記事がプロジェクトの落札に期待を示した。
記事は、入札結果が15年7月31日に発表される見通しであることを紹介し、「7月末であれば、中国の車両製造大手である中国南車と中国北車の合併も完了し、わが国の競争力も大きく向上しているはずだ」と建設プロジェクトの落札に期待を示した。
続けて、メキシコの高速鉄道プロジェクトで14年に行われた入札で、一度は中国が落札しながらも入札の過程に懸念が生じたとして、やり直しになったことを紹介しつつ、「16の企業が応札の意向を示した前回の入札に比べ、今回の入札は現時点で5つの企業しか名乗りを上げていない」と紹介。
さらに、記事はメキシコ政府・通信運輸省側は5つの企業の詳細を明かしていないと前置きしつつ、「5社のうち1社は中国企業であり、残り4社にはカナダのボンバルディアとフランスのアルストムも含まれているに違いない」と主張した。
また記事は、前回の入札に参加することを検討していた三菱重工や川崎重工、ドイツのシーメンス、米国のゼネラル・エレクトリックは今回の入札には応札しないと見られると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Ping Han/123RF.COM)
中国メディアの毎日経済新聞は1月27日、メキシコ政府・通信運輸省の発表を引用し、1月23日までに同国の高速鉄道プロジェクトの入札に中国企業を含めた5社が応札の意向を示していることを伝え、記事がプロジェクトの落札に期待を示した。(イメージ写真提供:(C) Ping Han/123RF.COM)
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2015-01-29 09:45