中外薬が続急伸、15年12月期はコア営業利益10%増へ

 中外製薬 <4519> が続急伸。寄り付き直後に280円高(8.64%高)の3520円まで買われた。28日引け後の決算を好感している。  15年12月期は、売上収益4865億円(前期比5.5%増)、コア営業利益850億円(同10.0%増)と増収増益を予想。配当については、中間・期末ともに26円で年間52円(前期は48円)を計画。国内で主力がん治療薬の好調が見込まれるほか、親会社ロシュ向けの治療薬輸出も伸長が期待できるという。  14年12月期の業績は、売上収益4611億900万円(前期比8.8%増)、コア営業利益773億2100万円(同3.2%減)と増収減益で着地。期末配当は、従来予想の23円から26円に引き上げ、年間48円(前期実績45円)とした。(編集担当:松浦直角)
中外製薬が続急伸。
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2015-01-29 10:15