ジェイテックは成長加速の中期経営計画を織り込む流れに
ジェイテック <2479> (JQG)が商いを伴いながら動意を強め、市場人気が盛り上がりつつある。今2014年3月期の第3四半期累計決算は2月3日に公表が予定されており、そこへ向け好決算への期待人気が強まっている。昨年は5月8日の560円を高値に、以後は整理基調で終始してきただけに、一度見直しの目が向けば、軽快な戻り足が想定される。
同社は技術者に特化した人材派遣会社。機械設計、電気・電子設計、ソフトウェア開発の3分野を中心に専門技術を持った人材を派遣してきた。今3月期の9月中間決算は、売上げ16億7100万円(前年同期比53.1%増)、営業利益3500万円(218%増)の好業績を確保。通期でも売上げ31億9300万円(前期比18.7%増)、営業利益7700万円(同20.6%増)と増収、増益決算が見込まれている。
主力事業の技術職知財リース事業の主要取引先である大手製造業では技術開発投資を継続、技術開発や製品設計に対応可能な高いスキルをもつ技術者へのニーズが強まっている。新卒テクノロジストも研修終了後、順次派遣先での就業を開始しており、グループの稼働率は高い水準を維持している。また、ジェイ・エンジニアリングを連結子会社化し、建築関連テクノロジストが加わったことで耐震、リフォーム、復興需要を取り込むなど、収益押し上げ要因となっている。
そして更なる成長を目指し、2016年3月期に営業利益1億3700万円(2013年3月期6400万円)をイメージする中期経営計画を推進中だ。技術職知財リース事業の事業基盤をより強固なものとし、企業価値の向上と株主価値の向上を実現する計画である。株価も次第にそうした先行きの展開力を織り込む相場に発展していく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ジェイテック<2479>(JQG)が商いを伴いながら動意を強め、市場人気が盛り上がりつつある。今2014年3月期の第3四半期累計決算は2月3日に公表が予定されており、そこへ向け好決算への期待人気が強まっている。
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2014-01-23 13:15