業績の下振れが心配される銘柄は=金山敏之

 3月期決算企業の第3四半期決算発表が今週から本格化していますが、なかには通期の業績予想を下方修正する銘柄もみられます。例えば東芝テック <6588> や任天堂 <7974> では業績予想の下方修正を受けて株価が大きく売られました。そこで27日の投資のヒントでは、「業績の上振れ期待が高い銘柄」を取り上げましたが、今回は「業績の下振れが心配される銘柄」をチェックしてみました。  具体的には明日以降に決算発表を予定するTOPIX500採用の3月期決算企業で、コンセンサス予想が会社予想を1割以上下回る銘柄をピックアップしてみました。そのなかには出光興産 <5019> やJXホールディングス <5020> 、コスモ石油 <5007> などのように原油価格の下落で在庫評価損が膨らみそうなものや、液晶事業での競争激化が懸念されているシャープ <6753> やジャパンディスプレイ <6740> などがあります。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は「業績の下振れが心配される銘柄」をチェックしてみました。具体的には明日以降に決算発表を予定するTOPIX500採用の3月期決算企業で、コンセンサス予想が会社予想を1割以上下回る銘柄をピックアップしてみました。
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2015-01-29 17:15