ピジョンが小幅高、新興国への注力方針が報じられる

 ピジョン <7956> が堅調。前場に80円高の4770円まで上昇している。  同社が新興国への展開を本格化し、今後3年間で150億円の設備投資を計画していると23日付の日本経済新聞が報じており、海外売上の拡大が期待された。  ブラジルでは2017年1月期までに現地生産を開始し、早ければ来期までにほ乳瓶などを販売。中国でも育児用品の生産能力を年2割程度ずつ増強し、インドでも2015年にほ乳瓶の現地生産を開始する計画という。  同社では次の3カ年計画において、現状5割程度である海外売上高比率を6割にする計画を打ち出すと見られている。  ピジョンの昨年来高値は昨年(13年)10月30日の5290円。今年1月20日にはこれに迫る5200円まで買われる場面があった。(編集担当:片岡利文)
ピジョンが堅調。前場に80円高の4770円まで上昇している。
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2014-01-23 14:00