東陽テクは弱含み、第1四半期は営業益68%減

 東陽テクニカ <8151> は弱含み、一時下げ幅を拡大した。23日午後2時に14年9月期第1四半期の決算を開示。売上高は前年同期比4.5%増の41億8100万円と伸びたものの、売上原価の上昇もあって、営業利益は同68.0%減の1億300万円と大幅な減益だったことが嫌気されたようだ。  セグメント別では、物性測定機器事業などが好調だった一方、情報通信測定機器事業では、従来のIP固定インフラ技術開発向けの投資が弱含みで推移しており、セグメント損益が赤字に転落。振動解析測定機器事業では、自動車関連業界の研究開発投資の抑制が続き、大幅な減収減益になった。海洋測定機器事業では、大型案件の納入時期が翌四半期に多く、第1四半期は少なかったという。  業績予想は据え置いており、14年3月中間期で売上高130億円(前年同期比15.5%増)、営業利益19億円(同2.4%増)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
東陽テクニカは弱含み、一時下げ幅を拡大した。
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2014-01-23 13:45