日経平均は68円高と反発、一時200円超高も買い一巡後は上げ幅縮小
30日の日経平均株価は前日比68円17銭高の1万7674円39銭と反発して取引を終えた。米国株高を好感した買いが先行。好業績銘柄を中心に堅調推移となり、日経平均は上げ幅を一時200円超に拡大した。ただ、ドル・円が1ドル=117円台後半を付けるなど円の下落が一服したことが重しになり、日経平均は次第に上げ幅を縮小。後場に入って持ち直したものの、終盤には失速した。
個別では、15年9月期第1四半期で営業益2.9倍のサイバーエージェント <4751> がストップ高を演じた。株主還元方針が好感された王将フードサービス <9936> も一時ストップ高。北陸電力 <9505> によるTOBが好感された北陸電気工事 <1930> や、15年12月期で大幅増益を見込んだMonotaRO <3064> 、15年3月期業績予想を上方修正したフォスター電機 <6794> なども高い。
半面、15年12月期で経常減益を見込んだバリューコマース <2491> は軟調。入園チケットの値上げを発表したオリエンタルランド(OLC) <4661> も下落した。15年3月期利益予想を下方修正した芝浦メカトロニクス <6590> もさえない。(編集担当:宮川子平)
30日の日経平均株価は前日比68円17銭高の1万7674円39銭と反発して取引を終えた。
japan,economic
2015-01-30 15:00