JALが通期業績予想を上方修正、小幅増益に転換

 日本航空(JAL) <9201> は30日引け後、15年第3四半期決算に併せて通期業績予想を発表した。  通期は、売上高を従来予想の1兆3400億円から1兆3420億円(前期比2.5%増)、営業利益を同1580億円から1670億円(同0.1%増)へと上方修正し、小幅ながらも一転増益となる見通し。貨物収入の増加が期待できることや、燃油コストの下落などを理由に挙げた。配当は期末一括97円の予想とし、実質17円の増配となる。  第3四半期は、売上高1兆223億8900万円(前年同期比3.3%増)、営業利益1382億5200万円(同0.5%増)で着地。営業利益は市場予想の1357億円を上回った。  30日終値は30円安(0.74%安)の4010円。(編集担当:松浦直角)
日本航空(JAL)は30日引け後、15年第3四半期決算に併せて通期業績予想を発表した。
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2015-01-30 16:45