日経平均は137円安で寄り付く、米株安や円の上昇嫌気
2日の日経平均株価は前週末比137円78銭安の1万7536円61銭で寄り付いた。米国株安や円の上昇を嫌気した売りが先行した。米国では14年10-12月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回ったことで景気回復への期待がやや後退したようだ。
個別では、15年3月期業績予想を下方修正したKIMOTO <7908> が下落した。15年3月期の純利益予想を下方修正した中部電力 <9502> も安い。電力株では、最終損益予想を下方修正した関西電力 <9503> も売られている。15年3月期第3四半期で2ケタ営業減益の研創 <7939> や、第3四半期で減収減益だった日本化薬 <4272> も軟調。
半面、15年3月期営業益予想の上方修正や自社株買いなどを発表した栗田工業 <6370> は買いが先行した。第3四半期で2ケタ増収増益のエスクリ <2196> も高い。15年9月期第1四半期で大幅増収増益のM&Aキャピタルパートナーズ <6080> や、14年12月期業績予想を上方修正したアートスパークホールディングス <3663> は買いを集めた。(編集担当:宮川子平)
2日の日経平均株価は前週末比137円78銭安の1万7536円61銭で寄り付いた。
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2015-02-02 09:15