来年は絶対値で日経平均がNYダウを上回りそうだ

  約1ヶ月前の11月8日(金)のNYダウの終値は1万5761ドルに対し、日経平均の終値は1万4086円で、ドルと円の単位を除いた絶対値ではNYダウの方が1675ポイント上ザヤにあった。   その当日のドル円は98円10銭、ユーロ円は131円50銭台で推移していた。ところが、同日発表された米国の10月雇用統計の内容が事前予想を上回ったことで、米国10年国債の金利が前日の2.605%から2.75%に上昇。日米金利差が拡大し、ドル円は99円台をつけ、ユーロ円も133円に迫った。その後も公表される米国のマクロ経済指標は堅調に推移し、12月13日には遂にドル円は5月22日にマークした103円74銭を更新。ユーロ円も142円台に入った。   財政協議が前進しつつあるため量的緩和の早期縮小観測も一部に出てきた。   以上のような経過から見ると、来年にかけてNYダウと日経平均の絶対値格差は次第に縮小し、やがて、日経平均がNYダウと逆転する日も遠くないと考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
約1ヶ月前の11月8日(金)のNYダウの終値は1万5761ドルに対し、日経平均の終値は1万4086円で、ドルと円の単位を除いた絶対値ではNYダウの方が1675ポイント上ザヤにあった。
economic
2013-12-16 12:30