エプソンは続急落、第3四半期は営業益56.9%増も市場予想を下回る

 セイコーエプソン <6724> は4日続落し、午前11時8分には540円安(11.19%安)の4285円を付けた。  1月30日引け後に発表した15年3月期第3四半期の決算が売り材料視されたようだ。同時に発表した配当予想の上方修正や株式分割に対する市場の反応は限定的。  第3四半期の売上収益は前年同期比7.9%増の8148億500万円、営業利益は同56.9%増の1106億7500万円で着地したが、市場では営業利益1200億円程度が見込まれていた。通期業績予想は売上収益を1兆600億円から1兆900億円(前期比8.1%増)に引き上げたが、利益予想は変更していない。  なお、期末配当予想は35円から80円と大幅に引き上げ、年間115円(前期は50円)とした。普通株式1株を2株に分割することも明らかにした。株式分割の効力発生日を4月1日。(編集担当:宮川子平)
セイコーエプソンは4日続落し、午前11時8分には540円安(11.19%安)の4285円を付けた。
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2015-02-02 11:45