「東京電力病院」を100億円で東京建物が落札

■慶応医学部や慶大病院に隣接し活用方法に注目集まる   東京電力 <9501> は23日の大引け後、競争入札による売却手続きを進めていた「東京電力病院」(東京都新宿区信濃町)の売却契約を23日、東京建物 <8804> と締結したと発表。3月31日に引き渡す予定で、今後、引渡しに向けた諸手続きを進めてゆくとした。売却価格は100億円。   発表によると、東京電力病院は鉄骨鉄筋コンクリート造で地上7階・地下2階。延べ床面積1万6180平方メートル。竣工は1979年。原則として東京電力の社員と家族、OBのための職域病院であり、一般患者の診療は行なっていない。立地は、外苑東通りに面し、奥に慶応義塾大学医学部、左手には慶大病院がある。   東京電力の株価は弱もみあい。23日の株価終値は488円(5円安)。一方、東京建物の株価は昨年11月から上昇基調を強め、12月30日に1173円の高値をつけた。その後も底堅く、本日の終値は1112円(21円安)。信用倍率が1.1倍のため材料に反応しやすいとされ、東電病院の活用方法に注目が集まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
東京電力<9501>(東1)は23日の大引け後、競争入札による売却手続きを進めていた「東京電力病院」(東京都新宿区信濃町)の売却契約を23日、東京建物<8804>(東1)と締結したと発表。
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2014-01-24 07:15