【本日注目の通貨ペア】トルコリラ/円:追加利下げの可能性を読む上で消費者物価指数に注目
トルコ中銀は先月20日に政策金利を0.50%引き下げ、7.75%とした。その後27日にトルコ中銀総裁が「1月のインフレ率が1%以上鈍化すれば、2月4日にも理事会を繰り上げ開催する可能性がある」と発言した。これを受けて追加利下げ観測が高まると、トルコリラ/円は今月2日に約1ヵ月半ぶり安値47.836円を付けた。トルコ中銀が2カ月連続で利下げを実施するか、本日の1月消費者物価指数の発表に市場の関心が集まっている。
今回の消費者物価指数の事前予想は前年比+6.80%と、前回(+8.17%)と較べ1%以上伸びが鈍化すると見られている。事前予想通りの結果となるようならば、4日に理事会を前倒しして利下げを実施するとの見方が強まり、トルコリラ売り圧力が一段と高まる公算である。トルコリラ/円は2日安値(47.836円)を割ると、週足の一目均衡表の雲(今週は46.935円~47.455円)に向けた一段安もあるだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
トルコ中銀は先月20日に政策金利を0.50%引き下げ、7.75%とした。その後27日にトルコ中銀総裁が「1月のインフレ率が1%以上鈍化すれば、2月4日にも理事会を繰り上げ開催する可能性がある」と発言した。これを受けて追加利下げ観測が高まると、トルコリラ/円は今月2日に約1ヵ月半ぶり安値47.836円を付けた。トルコ中銀が2カ月連続で利下げを実施するか、本日の1月消費者物価指数の発表に市場の関心が集まっている。
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2015-02-03 18:15