【今日のドル円】米経済の腰の強さを確認、信頼感戻れば上昇再開も
3日の海外市場のドル/円は117.50円を挟んで方向感なく推移し、ほぼ横ばいで引けた。ギリシャ懸念が緩和した事からユーロが上昇し、原油相場の反発を受けて資源国通貨も上昇する中で、ドルと円がいずれも弱含んだためだ。
ただし昨日は、ドルの上昇再開に向けた強気材料も見られた(為替市場では材料視されなかったが)。ガソリン価格の低下などを追い風に、米1月自動車販売が2006年以来の高水準を記録して、原油安は米経済の7割超を占める個人消費にプラスである事が改めて示された。
先日の米1月ISM製造業景況指数は原油安の影響などから悪化したが、原油安のプラス面を考慮すると本日発表される米1月ISM非製造業景況指数(24:00)は改善が期待できよう。米経済への信頼感が戻れば、ドル/円が118円台を回復する可能性は低くない。6日の米1月雇用統計の前哨戦として、米1月ADP全国雇用者数(22:15)の結果にも注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
3日の海外市場のドル/円は117.50円を挟んで方向感なく推移し、ほぼ横ばいで引けた。ギリシャ懸念が緩和した事からユーロが上昇し、原油相場の反発を受けて資源国通貨も上昇する中で、ドルと円がいずれも弱含んだためだ。
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2015-02-04 09:15