金融セクターが軒並み高、三菱ＵＦＪの好決算で買い波及

　午前１１時１０分現在、東証３３業種では「その他金融」、「銀行業」が値上がり率上位。大手では、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ <8306> が４１．８円高（６．７２％高）、三井住友フィナンシャルグループ <8316> が１６０円高（４．０９％高）、みずほフィナンシャルグループ <8411> は４．２円高（２．２０％高）で推移している。 　三菱ＵＦＪが３日引け後に発表した１５年３月期第３四半期（累計）決算では、純利益９２６９億２１００万円（前年同期比１８．０％増）と過去最高を記録。低金利下で国内貸し出しの利ザヤが縮小するなか、海外事業や運用益などで収益を確保した。 　「東証銀行業指数」の１５年に入ってからのパフォーマンスは、３日終値ベースでマイナス５．７％とＴＯＰＩＸを４．７％下回っている。（編集担当：松浦直角）