セントラル警備保障は第3四半期好調、「星野仙一監督」のサイン入り株主優待

  セントラル警備保障 <9740> は、1月23日(木)4円安の1013円と小幅続落したが、一時3、円高の1020円と連日の昨年来の高値に買われる場面も見られている。10日に発表した2014年2月期第3四半期決算が2ケタ増益と好調に推移したことを好感した買いが入ったものだが、星野仙一氏サイン入りCSPオリジナル図書カードを2月末日現在の株主を対象に贈呈することから、2月権利取りを意識した動きも下支えすると見られることから、中長期で注目したい。   14年2月第3四半期業績は、中期経営計画に掲げる画像関連サービスの拡販と鉄道会社向け警備サービスの営業力の強化に注力する一方で、低採算契約の見直しや、販売費及び一般管理費の細かな見直しなどが奏功し、売上高306億1800万円(前年同期比0.5%増)、営業利益7億8600万円(同18.0%増)、経常利益9億100万円(同15.7%増)、純利益4億7700万円(同18.4%増)と2ケタ増益着地と好調。純利益は年間計画に対する進捗率が93.5%と順調に推移。主力のJR東日本向けのほか、東京オリンピック開催やカジノ解禁など中長期での需要の増加が見込まれている。   株主優待は、毎年2月末日現在の株主名簿に記載又は記録された株主を対象に、星野仙一氏サイン入りCSPオリジナル図書カード(1枚500円相当)を贈呈する。100株以上1,000株未満は1枚。1,000株以上10,000株未満は2枚。10,000株以上は10枚。また、年間配当は年間28円(中間期末14円、期末14円)を予定し、配当利回り2.7%と利回り妙味もソコソコある。最低投資金額は10万円台で、中長期保有目的のNISA関連銘柄として市場の注目度も高い。   株価は、9カ月移動平均線がサポートする形で、トレンドを継続。一昨年11月末のアベノミクス相場が始まって以来200円しか上昇していない。東京オリンピック開催で、同社の柔道部やレスリング部などに所属する選手の出場が期待されており、今後も宣伝効果が高まり業績に大きく寄与すると予想される。PBR0.84倍と割り負けしており、中長期では07年10月高値1250円奪回となるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
セントラル警備保障は、1月23日(木)4円安の1013円と小幅続落したが、一時3、円高の1020円と連日の昨年来の高値に買われる場面も見られている。
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2014-01-24 09:15