日経平均は342円高と大幅反発、2日間の下げ取り戻す
4日の日経平均株価は前日比342円89銭高の1万7678円74銭と3営業日ぶりに大幅反発して取引を終え、前日までの下げ(2日間で338円安)を取り戻した。
欧米株高を好感した買いが先行。前日に好決算を発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> をはじめ、長期金利の上昇で利ザヤ改善期待もあって金融セクターを中心に強含んだ。日経平均は上げ幅を400円超に拡大する場面があったが、その後は上値が重くなった。
個別では、パナソニック <6752> による完全子会社化が好感されたパナソニック インフォメーションシステムズ <4283> が急伸。大規模な自己株式取得と消却を発表したSANKYO <6417> も大幅高となった。15年3月期業績予想の上方修正や自社株買いなどを発表した淀川製鋼所 <5451> も高い。15年3月期の期末配当予想を引き上げたOKI <6703> も堅調。画像データ固定長圧縮IPが台湾ノバテック社に採用されたテクノマセマティカル <3787> はストップ高を演じた。
半面、三菱重工業 <7011> は15年3月期第3四半期の決算発表をきっかけに売りが優勢となった。第3四半期の業績が市場コンセンサスを下回ったジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> もさえない。15年3月期業績予想を下方修正した日本合成化学工業 <4201> も軟調。(編集担当:宮川子平)
4日の日経平均株価は前日比342円89銭高の1万7678円74銭と3営業日ぶりに大幅反発して取引を終え、前日まで2営業日の下げ(338円安)を取り戻した。
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2015-02-04 15:00