日経平均222円安、ファーストリテやソフトバンクが売られる

 24日の日経平均株価は、222円32銭安の1万5473円57銭と大幅安でスタートした。  前日のNYダウは中国経済指標の悪化もあり175ドル安と続落、一時は230ドルを超える下げとなった。また、為替市場ではドルが103円台前半まで売られ、円高が進んでいることも日本株の重しとなり、日経平均は寄り付きから売り一色となった。  主力株では、ルノーと生産・開発を一体化し、コストを年4000億円削減すると報じられた日産自動車 <7201> は小幅高で寄り付き。3月末までに香港市場に上場すると報じられたファーストリテイリング <9983> や、スマホの音声通話でも定額制を導入すると報じられたソフトバンク <9984> は大きく売られている。  また、アクリル酸の生産減で今3月期3Q営業減益が観測された日本触媒 <4114> が軟調。今3月期3Q利益が大幅増となった安川電機 <6506> 、東南アジアのダンボール事業が好調と報じられた王子ホールディングス <3861> なども売りが先行している。  一方、前12月期予想を修正、最終黒字に転じるゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) <3319> が急騰しており、スマホ向け部品などの好調で今3月期予想を上方修正した黒田電気 <7517> も買われている。(編集担当:片岡利文)
24日の日経平均株価は、222円32銭安の1万5473円57銭と大幅安でスタートした。
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2014-01-24 09:00