トヨタ、円安効果などで通期業績予想を上方修正

　トヨタ自動車 <7203> は４日引け後、円安進行などを理由に１５年３月期の業績予想を上方修正した。売上高は従来予想の２６兆５０００億円から２７兆円（前期比５．１％増）、営業利益は同２兆５０００億円から２兆７０００億円（同１７．８％増）へ引き上げた。 　第３四半期（累計）の業績は、売上高２０兆１１５６億１４００万円（前年同期比５．２％増）、営業利益２兆１１４８億２６００万円（同１３．９％増）で着地。海外の販売台数が増加したほか、円安進行や原価改善が業績に寄与した。 　４日終値は１７８円高（２．３６％高）の７７２８円。（編集担当：松浦直角）