日立は８００円割れ、１５年３月期の利益見通し据え置きで売り優勢の展開に

　日立製作所 <6501> は急反落し、午前９時１６分に９８．４円安（１１．３５％安）の７６８．２円を付けた。８００円割れは昨年（１４年）１０月以来。 　４日引け後に１５年３月期業績予想の売上高を９兆５０００億円から９兆６０００億円（前期比０．２％減）に上方修正したが、営業利益は５８００億円（同８．９％増）を据え置いたことで売りが優勢となった。営業利益の市場コンセンサスは６０００億円超だった。 　第３四半期の売上高は前年同期比０．６％増の６兆８１８０億４７００万円、営業利益は同９．０％増の３２２１億８５００万円だった。（編集担当：宮川子平）