日中韓FTAの進展は?・・・交渉が暗礁に乗り上げ「泥沼化」=中国メディア

 香港メディアの大公報は3日、日中韓の自由貿易協定(FTA)交渉がはじまってすでに2年が経過し、6回にわたって協議が行われてきたものの、進展はあまりない状況だと指摘し、「日中韓のFTA交渉は泥沼化している」と報じた。  記事は、中韓FTAがすでに妥結した今、日中FTAおよび日韓FTAが妥結できるかどうかという点に関心が集まっていると伝え、その理由として、「日本が中韓とFTAを妥結してこそ、日中韓FTAも成功するため」と論じた。  続けて、アジアの人口の約40%、アジアの域内総生産(GDP)のうち70%を日中韓3カ国で占めていると紹介し、日中韓3カ国が経済協力によってアジアの発展を推進することは義務であると主張、「そうした意味でも、日中韓FTAは非常に重要」と論じた。  また記事は、日韓FTAは2003年に協議が始まったと紹介する一方、05年には農産物の開放などをめぐって一致できず、さらに竹島(韓国名:独島)問題や歴史問題によって協議は中断となり、今なお協議は再開できていないと指摘した。  さらに、日中FTAの協議は日韓FTAよりも深刻な状況にあるとし、日中関係が冷え込んでいるなか、日中FTAの協議はまったく行われる見通しが立たない状況にあると指摘。これまで日本は中国にとって最大の貿易パートナーだったとしつつも、06年に米中の貿易額は日中の貿易額を超えたと紹介した。  さらに、中韓FTAがすでに妥結したことを指摘し、「今後も日中関係が改善しなければ、2-3年のうちに韓国は日本を抜いて中国にとって第2位の貿易パートナーになるだろう」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
香港メディアの大公報は3日、日中韓の自由貿易協定(FTA)交渉がはじまってすでに2年が経過し、6回にわたって協議が行われてきたものの、進展はあまりない状況だと指摘し、「日中韓のFTA交渉は泥沼化している」と報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-02-06 14:30