アンジェスMが急反落、14年12月期は営業損失1.7倍に

 アンジェス MG <4563> が急反落。寄り付き直後に18円安(5.61%安)の303円まで売られている。  6日引け後に14年12月期決算を発表。売上高は9億900万円(前期比85.2%増)と増加した一方、営業損失は22億7300万円(前期は13億6300万円)と約1.7倍に拡大した。  15年12月期は、売上高4億5000万円(前期比50.5%減)、営業損失58億円(前期は22億7300万円)を見込んでいる。ムコ多糖症6型治療薬「ナグラザイム」の販売増加を見込むが、提携企業からの契約一時金が減少する見通し。利益面では、HGF遺伝子治療薬の第3相臨床試験が本格化することなどにより、研究開発費が増加するという。  また、10年後を見据えた「2025年ビジョン」を発表。19年をめどに黒字化し、25年には売上高500億円以上を目指すとした。(編集担当:松浦直角)
アンジェス MGが急反落。
松浦直角
2015-02-09 09:45