日産自が堅調、ルノーとの部品共通化報道を好感
日産自動車 <7201> が堅調。主力株が軒並み大きく売られるなか、午前9時28分に18円高の952円まで上昇している。
24日付の日本経済新聞が、同社と資本提携先のルノーが生産・開発を一体化すると報じており、年4000億円超のコスト削減による業績寄与が期待された。
世界にそれぞれ20以上の工場を持つ両社は、これまで別々に車種を開発・生産していた。今後は、部品の共通化を図ることで生産コストを削減できるほか、比較的小規模の自動車生産でも採算が取れるようになると見られる。また、為替変動にも対応が可能になるという。
日産自の株価は昨年(13年)5月に1250円まで買われたが、8月に一時1000円を割り込み、11月以降は1000円以下の水準が続いている。(編集担当:片岡利文)
日産自動車が堅調。主力株が軒並み大きく売られるなか、午前9時28分に18円高の952円まで上昇している。
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2014-01-24 11:00