日経平均は63円高と続伸、買い一巡後に上げ幅縮小
9日の日経平均株価は前週末比63円49銭高の1万7711円93銭と続伸して取引を終えた。円の下落を背景に買いが先行したが一巡後は伸び悩み、一時5円高の水準まで上げ幅を縮める場面があった。ドル・円の上昇が一服したこともあり、後場は動意の乏しい展開が続いた。
個別では、15年3月期業績予想を上方修正した東洋建設 <1890> や大末建設 <1814> が大幅高。タイガースポリマー <4231> も急伸した。17年12月期に営業利益1000億円以上を目指すとした旭硝子 <5201> も高い。15年3月期予想に減益幅が縮小する見通しの宮地エンジニアリンググループ <3431> も物色された。
半面、貸倒引当金繰入額の計上を見込み、第3四半期の決算発表延期した江守グループホールディングス <9963> は安い。15年3月期業績予想を下方修正したピーエス三菱 <1871> や、15年3月期業績予想を下方修正した東洋エンジニアリング <6330> も下落した。(編集担当:宮川子平)
9日の日経平均株価は前週末比63円49銭高の1万7711円93銭と続伸して取引を終えた。
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2015-02-09 15:00