【本日注目の通貨ペア】カナダドル/円:20日移動平均線が重石に
カナダドル/円は1月、原油安の中で軟調に推移し、30日には91.728円と2014年3月以来の安値を付けた。しかし、2月に入って原油安に歯止めが掛かった事で反発。また、6日に発表されたカナダの1月雇用統計が失業率6.6%(市場予想:6.7%)、雇用ネット変化が+3.54万人(同:+0.50万人)と、良好な結果だった事もカナダドル買い要因となった。
しかし、内容を見ると、正規雇用は減少し、パートタイム雇用が増えていたことからカナダドルの伸びは続かず、20日移動平均線に頭を抑えられた形となった。
目先は、一度跳ね返された20日線(執筆時点:95.514円)の突破が焦点になるだろう。ここを超える力がないと市場がみなせば、再度92円割れを試す可能性が一気に高まる。手掛かりになりそうな材料は主要国株価や原油価格、今夜発表のカナダ1月住宅着工件数辺りになるだろう。特に、原油価格はこのまま戻り歩調が続けば、カナダドル/円の追い風となろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
カナダドル/円は1月、原油安の中で軟調に推移し、30日には91.728円と2014年3月以来の安値を付けた。しかし、2月に入って原油安に歯止めが掛かった事で反発。また、6日に発表されたカナダの1月雇用統計が失業率6.6%(市場予想:6.7%)、雇用ネット変化が+3.54万人(同:+0.50万人)と、良好な結果だった事もカナダドル買い要因となった。
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2015-02-09 18:00