【今日のドル円】もみ合い継続、ギリシャ関連の報道は波乱要因に

 昨日のドル/円相場は欧州市場中にギリシャ問題を背景とする欧米株の下落に押され、118.30円台まで再度下値を切り下げた。ドル/円は日足チャートで見ると、一目均衡表の雲の上限に頭を抑えられた格好だ。  ただ、118円台前半では買いも多い。この上も下も堅い中で方向感を見出すには、本日は材料難の色が濃い。基本的には118円台前半から119円台前半までのレンジ内でもみ合う可能性が高いだろう。  ただし、ギリシャとトロイカの債務交渉に絡む報道には要注意だ。事態が好転するにせよ、緊迫化するにしても、ギリシャ関連の報道でユーロや主要国株価、米長期金利が動けば、ドル/円も間接的に影響を受けよう。波乱要因として押さえておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円相場は欧州市場中にギリシャ問題を背景とする欧米株の下落に押され、118.30円台まで再度下値を切り下げた。ドル/円は日足チャートで見ると、一目均衡表の雲の上限に頭を抑えられた格好だ。
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2015-02-10 09:15