ワタミが急落、通期最終70億円の赤字で無配転落へ
ワタミ <7522> が急落。寄り付き直後に119円安(9.84%安)の1090円まで売られている。
同社は9日引け後、15年3月期業績の下方修正を発表した。売上高は従来予想の1540億円から1520億円(前期比6.8%減)に縮小し、最終損失は同30億円から70億円(前期は49億1200万円)に悪化する見通し。
くわえて、期末配当予想を同10円から無配に修正した。今期は中間配当も見送っていることから、年間でも無配(前期実績15円)となる。
第3四半期(累計)は、売上高1179億8000万円(前年同期比4.2%減)、最終損益56億4500万円の赤字(前年同期は9億5700万円の黒字)で着地。
国内外食事業の既存店売上高が前年同期比6.6%減となっているほか、介護事業は施設の既存棟入居率が14年12月時点で79.9%と低調、宅食事業も不振に陥るなど、いずれの事業も苦戦を強いられている。(編集担当:松浦直角)
ワタミが急落。
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2015-02-10 09:45