日経平均終値は304円安、一時400円を超える下げ

 24日の日経平均株価は、304円33銭安の1万5391円56銭と続落。  中国経済指標の悪化などで前日のNYダウが大幅安となり、さらには為替市場でドルが103円台前半まで売られたこともあり、日経平均は222円安の1万5473円と大幅安でスタート。前場は1万5400円台を中心にもみ合ったものの、後場に入ると調整の加速が懸念され、下げ幅は一時400円を超えた。  個別株では、スマホの音声通話でも定額制を導入すると報じられたソフトバンク <9984> への売りが強まったほか、香港市場上場が報じられたファーストリテイリング <9983> も売られ、今3月期3Q利益が大幅増となった安川電機 <6506> も軟調となった。  また、外資系証券が「売り」でカバレッジを開始した日本取引所グループ(JPX) <8697> や、今3月期の利益予想を下表修正したソフトバンク・テクノロジー <4726> も弱含んだ。  一方、スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> とサイバーエージェント <4751> がスマホ向けゲームの好調を材料に一時ストップ高。前12月期予想の修正が好感されたゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) <3319> 、外資系証券によりレーティングが引き上げられた住友ゴム工業 <5110> 、高進ちょくとなる3Q純利益を発表したカイノス <4556> などが急伸した。  業種別では全33業種が下落。保険、非鉄金属、鉄鉱、ノンバンク、倉庫株などが弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
24日の日経平均株価は、304円33銭安の1万5391円56銭と続落。
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2014-01-24 15:15