キヤノンは伸び悩む、北欧のネットワークカメラ大手を買収

 キヤノン <7751> は朝方買われたものの、その後は伸び悩む展開。前場寄り付き直後に124円高(3.29%高)の3895円まで買われたが、午後1時時点では3840円近辺で推移している。  10日引け後、スウェーデンのストックホルム証券取引所に上場する、ネットワークカメラ大手「アクシス社」を買収すると発表している。公開買い付けにより同社の全普通株式を取得し、完全子会社化を目指す。既に、同社創業者を含む上位3株主に同意を得ているという。概算買付代金は3337億円で、3月初旬から買付を開始する予定。  キヤノンはネットワーク監視カメラ事業を有望な新規事業の一つと捉えており、ネットワークビデオソリューション業界の有力企業であるアクシス社を子会社化して、双方の経営リソースを有効活用していく。買収によって、技術面での補完関係、知的財産分野のポートフォリオ強化、販売・サービス網の充実などを狙う。(編集担当:松浦直角)
キヤノンは朝方買われたものの、その後は伸び悩む展開。
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2015-02-12 13:00