東建物が中期経営計画を発表、19年12月期に営業利益500億円目指す
東京建物 <8804> は12日引け後、15年度から5年間の中期経営計画を発表した。事業体制の再構築などに取り組むほか、19年12月期に営業利益を500億円に拡大する計画。また、「駐車場事業」を重点事業の一つとしており、その一環として駐車場運営などを手掛ける「マオス社」を買収する。取得価格は公表しておらず、3月10日付で全株式を取得する。
同計画を踏まえて、子会社の東京建物不動産販売 <3225> を株式交換によって7月1日付で完全子会社化することも決めた。東建不販の普通株式1株に対して東建物の普通株式0.61株を割り当て、東建不販は6月26日で上場廃止となる予定。併せて、7月1日付で単元株式数を1000株から100株へ変更する。
14年12月期は、売上高2370億4900万円(前期比7.7%増)、営業利益305億5900万円(同4.1%増)で着地した。15年12月期は、売上高2300億円(前期比3.0%減)、営業利益300億円(同1.8%減)を見込んでいる。
12日終値は18円高(2.14%高)の858円。(編集担当:松浦直角)
東京建物は12日引け後、15年度から5年間の中期経営計画を発表した。
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2015-02-12 21:15