「プリウス」に狙い定める!? 韓国・現代自が開発のハイブリッド車で=中国メディア

 中国メディアの網通社は11日、米メディアのleftlanenewsの報道を引用し、韓国の現代自動車(ヒュンダイ)が小型車の「エラントラ」をベースにハイブリッド車の開発を進めており、同ハイブリッド車は競合車種としてトヨタ・プリウスに狙いを定めていると報じた。  記事は、現代自動車がデトロイトモーターショー2015でソナタ・プラグインハイブリッドを発表したことについて、「ヒュンダイはハイブリッド、プラグインハイブリッド、燃料電池車の3つの分野のエコカーをカバーすることに成功した」と伝えた。  さらに、現代自動車は技術を成熟させると同時にエコカー事業を強化していることを指摘しつつ、エラントラをベースとしたハイブリッド車は総排気量1.6リットルのエンジンとモーターが搭載される見通しだと伝えた。  続けて、「ハイブリッド車を語るならば、ハイブリッド車でもっとも販売台数の多いトヨタ・プリウスの名前を挙げないわけにはいかない」とし、現代自動車の新ハイブリッド車は市場におけるポジショニングはプリウスと同等でありながらも、燃費性能は総排気量1.8リットルのプリウスを上回る可能性もあると紹介した。  また記事は、現代自動車はすでにソナタ・ハイブリッド、グレンジャー・ハイブリッドのほか、燃料電池車のix35を市場に投入していることを紹介し、ソナタ・プラグインハイブリッドによって「4種のエコカーラインナップを実現する」と指摘。中国や米国、欧州で自動車の排ガス規制が強化されるなか、ソナタ・プラグインハイブリッドやエラントラをベースとした新しいハイブリッド車が現代自動車の中国市場開拓に大きな役割を果たすことになりそうだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) bizoon /123RF.COM)
中国メディアの網通社は11日、韓国の現代自動車(ヒュンダイ)が、同ハイブリッド車は競合車種としてトヨタ・プリウスに狙いを定めていると報じた。(イメージ写真提供:(C) bizoon /123RF.COM)
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2015-02-12 17:00