「薄毛対策の遅れを後悔」7割…息子への遺伝も心配=パナソニック

  パナソニック(本社・大阪府門真市)は10月20日の「頭髪の日」、11月10日の「いい頭皮の日」にちなみ、息子を持つ40-60代父親を対象に頭皮・頭髪に関するアンケートを実施した。調査によれば、「薄毛の人の息子のおよそ4人に1人が薄毛の傾向があり、うち約4割が薄毛のタイプまで似ている」ことが分かった。さらに、7割以上の人が「若いころから薄毛対策をしておけばよかった」と後悔していた。   パナソニックは息子を持つ40代-60代の父親400名(薄毛または薄毛の傾向がある人、薄毛でない人、各200名)を対象に、「頭皮・頭髪に関する意識調査」を実施した。まず、調査対象者全員に「息子に薄毛の傾向があるか」と聞いたところ、薄毛の父親は23%が「そう思う」と答えた。一方、薄毛でない父親の息子の薄毛率は13%と、薄毛の人の約半数だった。   また、息子に薄毛の傾向がある父親に「あなたの薄毛と息子の薄毛は、タイプや形などの傾向が似ているか?」と質問したところ、40%が「似ている」と回答。さらに、“薄毛の男性の父親”もまた薄毛だった割合は50%と高く、反対に“薄毛でない男性の父親”が薄毛だった割合は17%と低いことから、薄毛は遺伝する可能性が高いことが予想できるという。   さらに、薄毛の父親が「将来的に息子が薄毛になるのではないか」、「薄毛がもっと進行するのではないか」と心配に思う割合は34%に達した。心配に思う理由としては「自分の薄毛が遺伝するのではないか」との回答が48%で最多となり、自分の父親・もしくは自分の妻の父親の薄毛に由来する隔世遺伝を心配する割合(24%)を上回った。   次に1回のシャンプーにかける時間を尋ねた。薄毛でない人の回答で最も多かったのは「2分-3分」だったが、薄毛の人は「1分-2分」と短いことが明らかになった。パナソニックによれば、シャンプーの時間が短いと、汚れや皮脂が洗い落しきれずに頭皮の状態が悪くなり、薄毛の原因になる可能性がある。さらに、薄毛の人は、調査で「ストレスがたまっている」と答えた人の割合が、薄毛でない人よりも高かった。   また一方で、薄毛に悩んでいる人のうち、「もっと若いころから薄毛対策をしておけばよかった」と思う人は76%に達した。その気持ちが影響したのだろうか、「自分の息子に若いころから薄毛対策をしておくことを勧めたい」、また「息子に対して、皮脂による頭皮のべたつきを防いだりする頭皮ケアを薄毛対策として勧めたい」と回答した人はともに半数以上にのぼった。   パナソニックは、男性が自宅で簡単にケアできる「頭皮エステ」や「ヘアードライヤー ナノケア」などの美容家電を展開している。特にヘッドスパサロンのハンドテクニックを参考に開発した「頭皮エステ」は、頭皮を心地よく動かし、髪や頭皮を健やかに保つ手助けをしてくれるため、薄毛が気になる人にもおすすめだという。(編集担当:吉田太郎)
パナソニック(本社・大阪府門真市)は10月20日の「頭髪の日」、11月10日の「いい頭皮の日」にちなみ、息子を持つ40-60代父親を対象に頭皮・頭髪に関するアンケートを実施した。調査によれば、「薄毛の人の息子のおよそ4人に1人が薄毛の傾向があり、うち約4割が薄毛のタイプまで似ている」ことが分かった。さらに、7割以上の人が「若いころから薄毛対策をしておけばよかった」と後悔していた。
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2013-12-16 13:45