アイロムHDが反落、バイオ施設建設の発表で急伸する場面も
アイロムホールディングス <2372> が反落。寄り付き直後に56円安(3.25%安)の1665円まで売られた。12日引け後に発表した業績予想の下方修正が嫌気されている。
15年3月期は、売上高は従来予想の56億円(前期比39.6%増)を据え置いた一方、営業損益を同2億8000万円の黒字から2億円の赤字(前期は4億200万円の赤字)に引き下げた。第3四半期は売上高26億7200万円(前年同期比9.0%減)、営業損失7億6400万円(前年同期は3億5000万円)で着地している。
株価は反落しているものの、13日午前9時30分にバイオ施設建設について明らかにした直後には、129円高(7.50%高)の1850円まで上昇するなど、乱高下する展開となった。
再生医療などに用いる細胞を提供するため、子会社ディナベック社が保有するセンダイウイルスベクター技術を中核とした「GMPベクター」製造施設と細胞培養加工施設の建設計画を実施するという。(編集担当:松浦直角)
アイロムホールディングスが反落。
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2015-02-13 10:00