日経平均は110円高スタート、欧米株高を好感

 16日の日経平均株価は前週末比110円65銭高の1万8024円01銭で寄り付いたあと、上げ幅をやや拡大。14年12月8日の取引時間中に付けた1万8030円を上回った。前週末の欧米株高を好感した買いが先行している。なお、寄り付き前に発表された14年10-12月期GDP(国内総生産)が市場予想を下回った。  個別では、15年3月期業績予想を上方修正した大豊建設 <1822> が買い気配で始まり、三井住友建設 <1821> なども堅調。15年12月期で大幅な増収増益や増配を計画した東洋炭素 <5310> や15年12月期で大幅増益を見込んだネットワークバリューコンポネンツ(NVC) <3394> も買いを集めている。  半面、タカタ <7312> は売りが先行している。ホンダ <7267> がタカタ以外からのエアバッグ部品の採用を増やす方針が伝えられた。15年3月期業績予想を下方修正したオンキヨー <6628> も軟調。15年12月期で赤字継続を見込んだUMNファーマ <4585> もさえない。(編集担当:宮川子平)
16日の日経平均株価は前週末比110円65銭高の1万8024円01銭で寄り付いた。
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2015-02-16 09:15